東日本大震災の時に生まれた世代が小学校をまた、コロナのため緊急事態宣言発令により入学式がなく7月頃から新生活をはじめ制限の多かった中過ごした中学生・高校生も卒業をむかえる年となりました。
普段の生活サイクルではない中、日常を紡いでいくという難しさや、まわりの不安な気持ちを常に感じながらの心の安定など葛藤も多かったと思います。笑顔の中に我慢を強いられている事を感じました。
そんな時に音楽なんてとおっしゃる意見もありますが、いつもだったらまた練習か~嫌だな面倒だなと思う事も、その時だけは日常から離れられる時間となったりします。生徒からもそんな声を聞きました。
スポーツも演劇やダンスなども同じくその力を持っていますよね。私自身も良くも悪くも日々の中の音楽でしたが、思いもしなかった事が起きた時に支えて力をくれたのがピアノでした。
普段の何気ない日々は、当たり前ではないとを近年その度に学んできましたね。色々な事などがあっても、「あっ!咲きだした」皆の心に彩りを添える桜の開花ももうすぐですね。節目の一歩新たな一歩を迎える季節ですね。