おはようございます。週末は天下市で国立駅の方は人手が多かったですね。地元にこんなお店があるんだなんて発見もあったりでした。
10月の終わりに急にレッスンに行ってもいいですか?と連絡があった生徒。9月から1年留学中です。もともと希望していた国には治安面で不安ありということで、大学から提示されたアジア圏に。ちょっとだいぶ痩せていて、少し疲れた様子でたずねてきました。
話しを聞くと自身の大学での交流会館はオープンで在学生徒との交流が沢山できて、一緒に色々活動ができていましたが、現在は現地の在学生徒との交流がなく、寮→大学→勉強の毎日のようです。唯一ルームメートがとてもいい人でそれはラッキーだったようです。
色々思い描いていたのと温度差があり、勉強のクオリティーが高いけれど現地の学生とのコミュニケーションなどがなく数年前に体験したコロナ禍でのオンライン授業のような状況だと。寮にピアノがあるから弾けると楽しみにしていたら、調律もされず蜘蛛の巣がありの状況でいい音がしないから弾いてない…。
ご両親も海外赴任中で帰国してもゆっくり話しができなく色々抱えてしまったようですが、話しをしてピアノに触れると「しばらく弾いてなかったけれどまだ覚えている」なんていいながら少し明るさを取り戻していました。受験や海外赴任中など教室から少し離れることがあっても続けていてM君にとっては、音楽は良き友達までになったんだなぁと思いました。
若い頃に海外に出たり、色々な経験を積むことは色んなケースもあるけれど、価値観やこれからの人生においての指針にもなりますよね。
次は1学期が終わる年末にお土産を持ってまた来るねと帰っていきました。お土産とかいらないから、元気なあなたが来てくれたらそれだけで嬉しいよと伝えました。百聞は一見に如かずといいますが、若い感性で色々吸収してさらに成長することを願う週末でした。