土曜日は、夏の風物詩の墨田川の花火と昭和記念公園の花火が4年ぶりに開催されましたね。お天気もよく見に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?私はドーンという音を聞きながら、近所の公園から全部ではないけれど見られるので、買い物ついでに見ましたよ。
先週は、子供の弾きたくなるの誘導のお話しをしました。
「褒める」って難しいですよね。「上手ね」「いいね」と褒め続けているだけだと「もう上手だから練習しなくても大丈夫」と少ししか練習をしなくなってしまった生徒が以前いました。お母様は、時間を作り聴くを実践してくれていたのですが…。褒められ慣れかもしれません。
お家で細かくアドバイスしたり、批評をしたり先生代わりする必要はありません。見かねてしまう時も多々あると思います。たとえ間違っていても何回か弾くうちに自分で気づき次へのステップにつながることもあるので、あくまでも助言程度にしましょう。
ご自分も経験がありませんか?勉強でも他の習い事でも、先生からの指摘には腹が立たないけれど、家族に注意されるとブチッとなってしまったこと。家族の思いやありがたさは重々わかっているのですがね。
また弾けるご両親もいらっしゃいます。弾けるからこそ練習している最中に色々アドバイスしすぎると、どうしても親を頼り自分で考えるのをやめてしまう事もあります。うまく出来ない時には、「一緒に考えてみよう」とか「今度のレッスンの時に先生にもう一度よく教えてもらおう」など気持ちを盛り上げたり、少し凝り固まった気持ちをラクにしてあげるのもいいのかなと思います。
飴と鞭とはいいますが、塩梅は同じ生徒はいません。私も教えるより、色々な生徒をみて沢山教えられる事のほうが多いです。それは私の大切な引き出しとなっています。ひとつ乗り越えればまた壁の連続です。でもそれは成長している証です。いかに辛い大変ではなく、あれ乗り越えてたじゃないと思わせるためには、私もお家での様子を理解しなければならないし、一緒に共有して次の壁を乗り越えられればいいなと思っています。